航空会社のマイルを貯めている人が数多くいますが、最もマイルの貯まるクレジットカードが、アメックスカードの「スカイトラベラープレミアカード」です。

キャッチフレーズも、「この一枚は、世界の空を制覇する」と謳っています。

●年会費
本会員の年会費は35,000円(税別)で、家族カードの年会費は17,500円(税別)です。ETCカードは発行の際に850円(税別)を取られますが、年会費は無料です。

●ポイントの付与
カードの利用金額100円(税込)ごとに1ポイントが貯まります(還元率1%)。

アメックスカードの一般加盟店で利用すると、100円で1マイルが貯まります(マイル付与率1%)。

マイルの価値を1マイル:1.5円と換算すると、還元率は1.5%になります。国際線のビジネスクラスだと、1マイルの価値が2.5円以上になっています。
 

なお、スカイトラベラープレミアカードで対象航空会社(26社)の航空券をWEBサイトなどから購入すると、ポイントが通常の5倍貯まります(還元率5%)。

また、日本旅行(WEBサイト・実店舗)、アップルワールド(WEBサイト)で指定旅行商品を購入した場合もポイントが5倍付きます。

さらに、日本旅行の利用では、JRの切符を購入した場合も5%のポイントが貯まります。

ちなみに、マイル付与率が5%になるクレジットカードは他には無く、JALやANAのプラチナカードでも無理です。

●メンバーシップ・リワード・プラスの自動付帯
アメックスカードには「メンバーシップ・リワード・プラス」というサービスが提供されています。

年会費は3,000円(税抜)です。

メンバーシップに加入すると、ポイントの有効期限が無期限になり、貯めた1,000ポイントを1,000マイル(レート1:1)で15の航空会社のマイルに交換できます。

ただ、JALマイルへの交換はできないため、JALしか利用しない人にはスカイトラベラープレミアカードはあまりメリットがありません。

スカイトラベラープレミアカードは、このメンバーシップ・リワード・プラスが自動付帯となっており、無料で特典を利用できます。

●ポイントの交換
スカイトラベラープレミアカードで貯めたポイントは、マイルに交換するのが最もお得です。

その他では、航空券の購入や旅行ツアー代金の支払いに、1ポイント:1円で使うことができます(1,000ポイントから)。

ただ、旅行関連以外の支払いに使う場合は、1ポイントの価値が0.3円に下がります。

なお、カード代金の支払いに充当させることもできます。
 

●オーバーシーズ・アシストの利用
スカイトラベラープレミアカードには、アメリカンエキスプレスゴールドカード会員向けの「オーバーシーズ・アシスト」のサービスが付帯されます。

救急車の手配や医師の派遣、入院の用意、帰国の準備などの緊急時にサポートを受けられます。

しかも、本人や家族会員だけではなく、会員に同行した家族にも適用されます。

●充実した旅行傷害保険の付帯
スカイトラベラープレミアカードは上級カードだけに、旅行傷害保険が充実しています。

しかも、同行する家族用に家族特約を利用することができ、補償額も会員と変わりません(死亡・後遺障害を除く)。保険金は死亡・後遺障害が最高5,000万円(家族特約、最高1,000万円)、傷害・疾病治療費用が最高100万円などとなっています。

国内旅行保険も付帯されており、死亡・後遺障害の補償額は海外旅行傷害保険と変わりません。

スカイトラベラープレミアカードは出張や旅行などで飛行機を使う機会の多い人には欠かせないカードになっています。
 

今回は「最も高い効率でマイルの貯まるスカイトラベラープレミアカード 」をテーマにしました。